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ペットと石のまちで彫刻探求




石なのに
鬼が

恐ろしい形相で石まで燃えています
左右の枝の総量と植え付け位置 仮りに、正面から見て、垂直な幹の左右に出ている枝の総量を比較し、てみます。
その際、どちらか一方の側の枝の総股が多けれぱ、その側により植え付け位置の空閥を持たせるようにするわけです。
これは単に美的なあるいは視覚的な安定感を得るためだけでなく、それらの枝を養うための用土の量が、枝の多い側ほど多くを必要とするという点で合理的になります。
ただし、培養過程においては、鉢中における左右の配合土の粒径を調整したり、施肥量を左右加減したりしている場合があり、いちがいに植え付け位置だけで枝葉の量が決定されるわけではありません。
しかし、鉢植えは、基本的に鉢の中における根の張りの均一化・安定化に向かうものです。
そうである以上、鑑賞樹においては、左右の枝葉の量と、植え付け位置による鉢中の左右の用土の量(つまりは根の量)は正比例することが望ましいことになります。
つまり、素材の段階では、枝葉の剪定や植え替え時の根の処理によって、幹の左右のバランスがとれていない場合があります。
たとえば、向かって右側の枝葉の量が多いのに、鉢中は何かの都合により右側の根の量が少ない場合、当然こちら側に根を充分に張らせる必要があることになります。
逆に左側は枝葉の量が少ないのに根の量が多かった場合にほ、根の量を抑制しなければならない。


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