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ペットと石のまちで彫刻探求
狛犬

西洋では石灰岩、日本では花崗岩。
宝石に成り損ねたのは砥石にと石なのにいろいろと使い分けられています。
砥石に使用される砥材は、ダイヤモンドを除いて、殆どが人造品です。
ルビー、サファイヤの鉱物名は、コランダム。酸化アルミニュウムを主成分とした結晶で、不純物の種類や量で色が違います。


愛くるしい狛犬


一曲ある素材からの小品鉢植え作りの順序は。
①基本となる曲のどの部分が必要かを決める。
②取り木前にある程度芯立て等作業して頭部付近を作る。
この作業の手順は。
a、肥培して樹勢をつけておく。
b、6月ごろ上部を切断する。
c、目的の曲の部分にアタリ芽を持たせる。
d、芯位置を決め、第→節を短く止める。
芽の方向を針金で決める。
e、一節が短く止まったら走らせる。
エンピツの芯くらいの太さの時曲付けをしておく。
しかしこの芯は何回も立て替えるので、将来の頭部になるわけでない。
(後述) f、走らせた芯下の切断部の傷口の巻きに注意しておく。
(後述) ③ある程度上部ができたところで取り木をかける。
最初の切断から2年程上部作りしてからでもよい。
芯立てと樹勢を引張ること 上現物は取り木をかけ、鉢上げして、芯立て後走らせるところである。
芯を走らせる場合、その基部は傷口を巻かせる役目もしている。
したがって、余り強く上に樹勢を引張ると、傷口の巻き方も強くゴツゴツになりやすい。
樹勢を上に逃がしながら、傷口の巻きを見て巻かせていく必要がある。
傷口はカットパスター等で保護してあるが、芯立ての枝のちょうど下あたりから巻いてくる。
カットパスターがひび割れるようになると巻いてきた証拠であるから、そうなったらパスターを少し取った方が、薄くきれいに巻く。
このあたりの加減が少々難しい。

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